主婦業者にエアコンクリーニングを頼んだら、水がポタポタ垂れるようになったんです…これってクリーニングのせいなのかしら?



不安になりますよね。でも正直にお伝えすると、クリーニングが原因の水漏れは年間500件の現場でわずか1〜2件。ほとんどの水漏れは、クリーニングとは関係のない別の原因なんです。
「クリーニングしたタイミングで水漏れし始めたから、てっきり業者のせいだと思った」というご相談、本当によくいただきます。でも実際に現場で原因を調べると、9割はクリーニングと関係のない「あること」が原因です。
しかも近年は、防虫キャップの普及でドレンホースを点検する機会が増えたこともあり、水漏れトラブル自体は減少傾向にあります。
📝 この記事でわかること
- ✓エアコンの水漏れ、原因の9割を占める「あること」
- ✓クリーニングが原因の水漏れは本当にまれという事実
- ✓自分でできる対処法(ドレンホースを吸う方法)
- ✓業者を呼ぶべき水漏れの見極め方
結論からお伝えすると、エアコンの水漏れの9割は「ドレンホースの詰まり」が原因です。多くの場合、自分で対処できます。順番に解説します。


水漏れの原因9割は「ドレンホースの詰まり」
まず一番大事な事実からお伝えします。エアコンの水漏れの原因は、そのほとんどが「ドレンホースの詰まり」です。
ドレンホースとは、エアコンが冷房や除湿で出した結露水(内部にたまる水)を屋外へ排出するためのホースです。エアコンから壁を通って外に出ている、細いホースがそれです。
このドレンホースの中や出口が、ホコリ・汚れ・虫・落ち葉などで詰まると、行き場を失った水がエアコン本体側へ逆流し、室内にポタポタと漏れてきます。これが水漏れの正体です。
💡 ドレンホースが詰まる主な原因
- ・ホース内部にたまったホコリやヘドロ
- ・出口から入り込んだ虫や小さな生き物
- ・屋外の落ち葉やゴミによる出口のふさがり
- ・ホースの先が地面につく・水たまりに浸かっている
クリーニングをしたタイミングと水漏れが重なると「業者のせい」と思いがちですが、実際はもともとドレンホースが詰まりかけていて、たまたまその時期に限界がきたというケースがほとんどです。
クリーニングが原因の水漏れは「年1〜2件」とまれ
では、クリーニングが原因で水漏れすることはまったくないのか。正直にお話しすると、ゼロではありません。ただし、年間500件以上の現場で多くても年に1〜2件という、かなりまれなケースです。
その数少ない原因が、次の2つです。
① ドレンホースの詰まりを流しきれていない
クリーニングでは高圧洗浄で内部の汚れを洗い流しますが、その汚れがドレンホースに流れ込みます。本来は洗浄後にホースの通りまで確認するのがプロの仕事ですが、これを怠ると、洗い流した汚れがホース内で詰まって水漏れの原因になることがあります。
② ドレンパンの取り付けがズレている
ドレンパンとは、エアコン内部で結露水を受け止める皿のことです。クリーニングの際に一度取り外す業者もいますが、元に戻すときの取り付けがズレていると、水が正しく受けられず本体外へこぼれて水漏れになります。
どちらも業者の作業の丁寧さの問題です。クリーニング後すぐに水漏れが始まった場合は、まず作業してもらった業者に連絡してください。施工後のトラブルなら、無償で対応してもらえるのが普通です。
こうした施工トラブルを避けるためにも、業者選びは大切です。詳しくは選んではいけない業者の見分け方もご覧ください。
自分でできる対処法|ドレンホースの詰まりを吸い出す
水漏れの9割を占める「ドレンホースの詰まり」は、実は自分で直せることが多いです。お金をかけて業者を呼ぶ前に、まずこれを試してみてください。
ドレンホースの詰まりを直す手順
- 1エアコンの電源を切る(念のため)
- 2屋外に出ているドレンホースの先端を見つける
- 3ホースの先を口で2〜3回吸う(または専用ポンプを使う)
- 4詰まっていた汚れや水が出てくれば成功
ホースの先を口で吸うと、詰まっていたヘドロや水が勢いよく出てきます。汚水が口に入らないよう、吸ったらすぐ口を離すのがコツです。気になる方は、ホームセンターで売っている「ドレンホースクリーナー(サクションポンプ)」という専用の吸い出しポンプを使うと安全で確実です。
これで水漏れが止まれば、原因はドレンホースの詰まりだったということ。業者を呼ばずに数百円で解決できます。具体的な道具や手順はエアコンの水漏れは自分で直せる?で写真付きで詳しく解説しています。
防虫キャップと水漏れの意外な関係
冒頭で「水漏れは減少傾向」とお伝えしましたが、その背景にあるのが防虫キャップの普及です。
防虫キャップとは、ドレンホースの出口につける虫の侵入を防ぐカバーです。これが普及したことで、ホースの出口を点検する機会が増え、詰まりが早めに見つかって水漏れに至る前に対処できるケースが増えたと現場で感じています。
ただし、防虫キャップは良いことばかりではありません。キャップ自体が汚れで詰まったり、種類によっては逆に水漏れトラブルを招くこともあります。メリットとデメリットの両面はエアコン防虫キャップでトラブル急増で詳しく解説していますので、取り付けを検討している方はあわせてご覧ください。
業者を呼ぶべき水漏れの見極め方
ドレンホースを吸っても水漏れが止まらない場合は、別の原因が考えられます。以下に当てはまるときは、無理せずプロに相談してください。
⚠️ こんな水漏れは業者へ
- ✗ドレンホースを吸っても水漏れが止まらない
- ✗クリーニング直後から水漏れが始まった(施工した業者へ)
- ✗本体から大量に水があふれる
- ✗水漏れと同時に異音・異臭・効きの低下がある
特にクリーニング直後の水漏れは、まず作業した業者に連絡するのが鉄則です。施工が原因なら無償で直してもらえます。それ以外の原因不明の水漏れや、本体内部の不具合が疑われる場合は、修理業者やクリーニング業者に点検を依頼しましょう。
水漏れで困ったときの業者の選び方



自分で吸っても直らなかったら、どこに頼めばいいの?



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ダスキンに依頼する(公式サイト) →まとめ:水漏れの9割はドレンホース。まず吸ってみよう
エアコンの水漏れは、クリーニングのせいだと思われがちですが、実際の原因はほとんどがドレンホースの詰まりです。
この記事のまとめ
- ✓水漏れの9割はドレンホースの詰まり。多くは自分で直せる
- ✓クリーニングが原因の水漏れは年1〜2件とまれ
- ✓まずはドレンホースの先を吸ってみる
- ✓止まらない・直後の水漏れは業者へ相談
「水漏れ=故障・大ごと」と慌てる前に、まずはドレンホースを疑ってみてください。それだけで解決することがほとんどです。それでも直らないときは、無理せずプロに頼りましょう。
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